
英語が話せれば、世界は友達。
と、ゆーことで、長男は日本にいながら、アメリカ、ヨーロッパ、中国……色々なところにオンラインゲームで繋がった数年来の友達がいます。
彼らとはお互いコードネームで呼び合っており、お互いの顔も本名も知りません。
その中でも特に仲良くしてもらっていたのが、6歳ほど歳の離れた L君(仮名)。
ある日の事、長男(11歳)が話しかけてきました。 長男「僕、マインクラフト用に新しいマウスが欲しいんだけど……」 話を聞くと、近々長男がよく遊んでいるサーバーでトーナメントのようなものがあり、それに参加するためにより実践 …
彼は、1日10時間程のゲーム生活を送っていながら大学に進学し、特定の分野における深い知識と優れた検索能力持つ、なかなかのツワモノ。
以前ほどは一緒に遊ばなくなりましたが、それでも時々、ゲーム上やdiscordなどで連絡を取り合っているようです。
長男(中1)には、L君という、顔も名前も知らない兄貴……的なお友達がいます。 彼は今もアメリカに住んでいるハズですが、なぜか長男が日本(時差は14時間)でゲームをしようとオンラインに繋ぐと、かなり高い確率で彼もそこにいる …
彼は今何をしているのでしょうか?
ふと気になった私は、ある日息子に尋ねました。
「そういえば、L君は元気?大学には通っているのかな?」
すると、息子からの返事は、
「通っているんじゃない?でも、数ヶ月前に起業したらしいよ。」
とのこと。
私「起業?」
長男「うん、マウスパットとか、PC関連の製品を売る会社を作ったんだって。何か買わないかって聞かれたけど、別に要らなかったから、買わないって答えたよ。」
―― マジか。
彼は、以前の宣言通り、大学1年生で起業していました。
―― やっぱり面白い人だなー。
それにしても、仲良しの友達が起業して商品を勧められたら、私なら義理で何か買っちゃいそうなものです……が、そこを「別に要らない。」と言って切り返す長男。
そして、「あ、そう。OK。」と言って、特に何事もなくゲームを続ける L君。
このような、つかず離れずのカラッとした関係を作るのは、圧倒的に男の子の方が得意な気がします。
ちょっと、羨ましいかも。