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研究生活

英語による「戦略的スピーキング力」を鍛える Part 0

以前、説明会に出席し、心待ちにしていた「Language ConnectED」主催の「Strategically Speaking」プログラム。 コロナ禍で開催を見送られていましたが、今春、オンラインでのトレーニングプログラムを行うという案内が届きました。 早速応募し、見事Get! 楽しみです。 Strategically Speaking プログラムの内容 基本事項 1回90分のコースで、週1回 […]

RCR④:Peer Review(査読)

私の所属する大学の必須トレーニングの一つに、Responsible Conduct of Research (RCR) についてのトレーニングがあります。 CITIという機関のRCRプログラムを受け、合格すると証書が与えられます。 今回のテーマは、「Peer Review (査読)」です。 Peer Review (査読) 査読は、出版論文の質を向上させる上での、最も強力なシステムとされています。 […]

Alexa-350

  あるスタディで4重染色が必要な事があり、ラボ内にある Alexa-350 Alexa-488 Alexa-568 Alexa-647 を使いました。   ラボにある蛍光顕微鏡でみてみると、 「うーん、やっぱり350が弱いけど、しょうがないよね。次は350だけ前日単染色でやってみよう。」 くらいの感じ。   でも、ある程度は予定通りの仕上がりなので、共焦点顕微鏡で撮 […]

RCR③:Authorship(オーサーシップ)

私の所属する大学の必須トレーニングの一つに、Responsible Conduct of Research (RCR) についてのトレーニングがあります。 CITIという機関のRCRプログラムを受け、合格すると証書が与えられます。 CITIプログラムの中のResponsible Conduct of Researchのテーマは、全部で9つのコースがあり、すべてパスしなければなりません。 今回は、「 […]

データをじっくりみて考える

アメリカの新規感染者数は依然として数万人規模と、なかなか厳しい現状が続いています。 そんな中、ラボのミーティングはひたすらオンラインです。   以前、「全員クビ」と叫ばれていたグループミーティングですが、 ポスドク達が少しずつデータを出してきているので、 毎週2時間超えだった、以前の活気を取り戻しつつあります。   特に、あるポスドクだけで毎回30分以上ディスカッションすること […]

RCR②:Data Management(データマネージメント)

私の所属する大学の必須トレーニングの一つに、Responsible Conduct of Research (RCR) についてのトレーニングがあります。 CITIという機関のRCRプログラムを受け、合格すると証書が与えられます。 CITIプログラムの中のResponsible Conduct of Researchのテーマは、全部で9つのコースがあり、すべてパスしなければなりません。 今回のテー […]

RCR①:Reserch Misconduct(研究不正)

私の所属する大学の必須トレーニングの一つに、Responsible Conduct of Research (RCR) についてのトレーニングがあります。 CITIという機関のRCRプログラムを受け、合格すると証書が与えられます。 CITIプログラムの中のResponsible Conduct of Researchのテーマは、全部で9つのコースがあり、すべてパスしなければなりません。 研究をした […]

ウェビナー/カウンセリングを受けて

私の所属する大学には、世界中からポスドクがやってくるので、 「外国人研究者」のためのセミナーやワークショップなども充実しています。   ある時、 「外国人研究者がコロナ禍で文化の壁をどう乗り越えるか」 というテーマでウェビナーがあったので、 軽い気持ちで参加してみました。 ウェビナーに参加 ウェビナーでは、 専門のカウンセラー達が、 「文化の違いによって私達が受けるストレスについて」 「 […]

全員クビ

COVID19対策で、3月から大学が閉鎖。 6月からは20%の収容人数を許可(Phase I)。 7月からは50%の収容人数を許可(Phase II)。   という感じで、今はラボのメンバーを2つのチームに分けて、交代で出勤する、ということになっています。 実験は行えるようになったのですが、週に3日しかラボにこられないので、以前程には進みません。   みんなのデータがなかなかス […]

英語スピーキング トレーニングプログラム

先日、大学側が主催する英語スピーキングのコースの説明会にオンラインで参加しました。 説明会を開いてくれたのは、 「Language ConnectED」 という組織です。 私達の大学では、週二回2時間、6週間のコースのプログラムを提供しているそうです。 毎年春と秋にそれぞれ開催されており、今回は2020年秋のコースの説明会でした。 その説明会で驚いたことは、当大学の約半数のポスドクが、英語を母国語 […]

オンライン・カンファレンス

以前学会で知り合ったインド人のPIから、久しぶりにメールが来ました。    COVID19のこの期間中に、大学生を対象にZoomでレクチャーしてくれないかな? 世界中の大学関係者や製薬会社に勤めている研究者も参加する予定だから、今後コラボに発展する機会でもあるよ!   「うーん、どーしようかなー。 今やっているデータは発表できる内容じゃないし…… でも学生相手だったら、発表済み […]

定義って、時と場合によって変わるよね

最近、ある総論を書いているのですが、レビューアーとやり取りをしながらちょっと切なくなっていているので、その理由を徒然なるままに書いてみます。 総論の内容 ペリサイトについて 総論は、ペリサイト(pericyte, 周皮細胞)と呼ばれる微小血管の壁細胞と神経疾患の関与について、というテーマで書いています。 ペリサイトは、主に毛細血管にあり、内皮細胞の外側、アストロサイトのendfeetの内側で、基底 […]

”ノー”と言ってみました

先日、やっと1本総論を書いて提出し、肩の荷が下りた……と思っていたら、立て続けに査読依頼が2本きました。 1本は査読して送り返しましたが、もう1本はちょっと時間がかかりそうな内容。   クリスマス前後には旅行の計画もあるし、その前に片付けないといけない仕事もあるし……断ろうかな……でも「査読は断らない」と決めているしな……   唸っている私に、子供達から 「お仕事?したくないん […]

Survivor

2カ月程前にPIの地雷を踏んでから、厳しい立場が続いています。 データをまともにみてくれなかったり、説明を聞かずに捲くし立てられたり、という日々に少々疲れ気味の毎日ですが、 先日はさらなるショッキングな出来事が……   夏頃、私につけてもらえると言われていたテクニシャンを、今回、別のポスドクに宛がうと話されました。 「えっと、前は私にって言われてたけど……。」 と反論してみましたが、PI […]

できるかと聞かれたら

最近、執筆etc. の依頼がいくつか来るのですが、毎回返答に迷っています。 もちろん時間と体力があればOKするのですが、今のようにギリギリの時間と体力の使い方をしている毎日では、とても期限内に原稿を書ける自信がありません。 けれども、その都度、ルーズベルト第26代大統領のある言葉が頭をもたげてきます。 Whenever you are asked if you can do a job, tell […]

やれるだけやってみる

先日のミーティングでPIの地雷を踏んでしまったようで……凹んでいます。   私は今、ある病的タンパクをかなり小さな病変から抽出しようとしているのですが、これがなかなかうまくいっていません。 この抽出が難しい理由としては、 病変が小さすぎて、複数の症例を合わせて抽出しても、生化学的解析に使える量に到底及ばない ほとんどが他の病変の近傍に存在するので、他病理がコンタミしてくる そもそも夾雑物 […]

賢者は愚者より学ぶ…

先日、下記格言を想起する出来事を体験をしたので、書き留めておこうと思います。 Wise men learn more from fools than fools from the wise. — Marcus Porcius Cato (234 BC – 149 BC) 賢者は、愚者が賢者から学ぶよりはるかに多くの事を、愚者から学ぶ。 毎週木曜に行われているセミナーでは、センター内外から一人ass […]

ブレイクスルー賞

ある日のセミナーの後、いつものようにPIが立ち上がり、ラボマネージャーに周知事項がないか尋ねました。 ラボマネージャーが「特にないよ。」と答えると、PIは、 「じゃあ、今日は私からお知らせが……」 と言って、皆の方を向きました。   「昨日、電話がかかってきて、ブレイクスルー賞を受賞したと言われました。 最初なんのことかわからなかったけど、賞金は300万ドルっていわれてびっくり。」 と、 […]

空席

同じ部屋の同僚がラボに来なくなって、約3カ月が過ぎました。 彼女の机は、時々ノートやメモの配置が変わっているなと気づくときもありますが、概ね3カ月前のままです。 その間、一度、彼女と会う機会があったのですが、その時、彼女は「今、病欠依頼を出している」と寂しそうに笑っていました。   きっかけはいつも行われているミーティングでした。 彼女はかなり準備して発表に臨んでいましたが、内容が長すぎ […]

褒められる事から/貶される事から

「最近、PIがあなたの事を凄く褒めるようになったね。あなたはきっとこれからfamous*註1になるよ。」 と、古株の同僚から言われました。 確かに最近よく褒められるなとは思っていましたが、なんとなく気に入られたのかな?と思うくらいで、理由は自分でもよくわかっていませんでした。   けれども、ある日、後輩のポスドクに実験内容の相談を受けてアドバイスをしていた時の事—   「私もあ […]

“Stupid”と言われたら……

先日の仕事中に、お昼ご飯を食べようとカンファレンスルームに行きましたが、すでにたくさんの人達が賑やかにお昼をとっていました。 ちょっとみんなと話す元気まではなかったので、私は一人でお昼ご飯を食べられる場所を探しました。 カフェテリアも人でいっぱい、別のカンファ室も会議で使用中…… 会議室を出た所のキッチンのようなスペースにカウンターテーブルと椅子が置いてあったので、私はそこでこっそり隠れながらお昼 […]

適応障害……かな

先日、職場のカンファレンスルームで一息ついていると、同僚がかなり疲れた様子で部屋に入ってきました。 彼女は、少し前にニュージーランドからやってたポスドクです。英語が母国語なので、私と違い ”language barrier” に困る事はありません。 とても話好きで、すぐにみんなと打ち解け、カンファでも臆せずよく発言していました。   彼女「元気?」 私「うん、元気だよ。そっちはどう?」 […]

一番おいしいカプチーノ

先日の仕事中、失望する出来事があり、実験途中で涙を抑えられなくなりました。 こちらに来てからの辛い出来事などが次々と思い出され、それでもここに来ることには価値があったと思い込みたかったのですが、それも難しいように感じました。   しばらくトイレで一人泣いていると、同僚の一人からショートメールが届きました。 「いまどこにいる?6階に来れる?」 ひとしきり泣いた後だったので、 「今から行くよ […]

前駆細胞でいたい

今の研究室に移って半年が経ち、ラボの長所や短所もだんだんわかるようになってきました。   長所として一番に挙げられるのは ”システムの構築” だと思います。 常にラボの中の風通しを良くし、数十人の優秀なポスドク達がお互い気軽に相談しあえる環境作りに力を入れています。 PAGEという館内アナウンスのようなものがあり、ちょっと用事があるとすぐにそれを使って連絡をとりあったり、呼び寄せたりでき […]

海外学振申請のススメ

このブログが「海外学振」のキーワードで検索されている事が多い事を知り、少し驚きました。 海外学振については、最初の頃に一言だけ記載しただけだったので、検索した人達は、できるだけ多くの情報を集めようとしているのではないかと思いました。 実際、私も申請書を書くに当たって、過去の採用者や審査委員経験者にインタビューするセミナーに参加したりして、どのような申請書を書けばよいか調べました。 あるサイトで、過 […]

プレゼン失敗

ここのラボではとにかくミーティングが多く(Tau/Synuclein cell meeting, Tau/Synuclein animal meeting, TDP-43 meeting, human pathology meeting, drug discovery meeting….)、1-2週間に一度は自分の進捗状況を報告しなければなりません。 先日は、十分な準備時間がなく、発表 […]

リトリート-2018

昨日は、研究室主催のリトリートがありました。   以前の日本のラボでも年に1回リトリートがありましたが、それは 「大学院生が自分の研究内容を、皆の前で英語で発表する練習」 の意味合いが強い印象でした。   ここでのリトリートは、私の所属する研究室の他、大学内で神経変性疾患系の研究をしている研究室や、隣の州の研究室からも口演やポスターの発表がありました。 感想としては、 「ここの […]

脳小血管病(小血管性認知症)について

セミナーで、私の以前行っていた研究内容を紹介しました。 思っていたよりもたくさんの人達からpositive feedbackを頂き、とても嬉しかったです。 最初のミーティングで中途退席という洗礼を頂いたPIからも、満面の笑みで “You did it very well !!” と声をかけてもらいました。   せっかくなので、ここに以前の研究内容の一部を紹介したい […]

セミナー2日前

今日は日曜日ですが、2日後のセミナーでの講演の練習のため、一人研究室へ向かいます。 こんな時、理解のある夫に感謝です。(数週間前は夫のturnでした。) 車は家族が使うので、今日は電車で大学まで向かいます。 ペンシルベニアは、ここ数日でかなり冷え込むようになりました。 駅からみる青空も、秋の様相です。 冬はかなり寒いようなので、そろそろ防寒対策を始めないとかな。 でもセミナーは熱く!盛り上げようと […]

本庶先生のノーベル賞受賞決定の知らせを受けて

本庶佑先生がノーベル賞を受賞されるという知らせが届き、私達夫婦も本庶先生の話で盛り上がりました。 タラレバの話が嫌いな夫にしては珍しく、 「学生時代に本庶先生の研究室を訪ねていたら、今の状況は違っていたかもなあ」 という言葉まででて驚きました。(今、よっぽど弱っているようです…) 私は1回本庶先生の講演を聞いただけですが、学生向けの講演にも拘わらずイントロ部分をどんどん割愛して要点だけを強い口調で […]

研究計画(Research Project)を考える

昨日は長い一日のように感じました。   研究室のPI(Principal Investigator、つまりボス)にこれからの研究計画(Research Project)のプレゼンをしました。 私は海外学振のフェローシップを獲ってきているので、通常はその時申請したプロジェクトを実行していくわけですが、 ここにきた時点でフェローシップの申請時から1年半が経過し、その間に世の中の研究は進むので […]