ある日の事、家事代行サービスの特集をしていたテレビ番組を見て、夫が言いました。
「うちも家事代行サービスを利用してみたらどうかな?」
最近の家事代行サービスは凄いらしい
特集されていた家事代行サービスでは、冷蔵庫の中の食材を使って、3時間の間に21品の食事を作り置きしてくれるとのこと。
……なんとハイレベル!
最近、職場が遠くなって、仕事から帰る時間が遅くなったことで、晩ごはんの時間も少しずつ遅くなっています。
また、今年は長女が中学受験ということで、
「家事の時間を減らして、浮いた分の時間で長女の勉強をみられる」
というのも魅力です。
夫はいつも彼女の算数と国語の勉強をみていますが、一人では負担が大きいのと、英語には苦手意識があるとのことで、英語の教科は私に担当してほしいとのこと。
……確かに、子供たちはバイリンガルとはいえ、受験英語の場合はまたちょっと違ったTipsが必要だったりします。
「そうだね。試しに申し込んでみようか?」
ところが……長女は猛反対
ところが、
「お手伝いさんが来るの?ぜっっっっっったいにだめ!私がお母さんの分までたくさん働くから、お母さん達のベッドメーキングもするから、ぜったいに申し込まないで。」
と、長女からの猛反対にあいました。
有言実行の彼女は、その日、次々と家事をこなし、私達のベッドも綺麗にベッドメーキングしてくれました。
夫が何度も必要性を説明しますが、彼女はなかなか納得しません。
―― 確かになー。私も小さい頃、お手伝いさんが家に入ってきたの、嫌だったもんなー。
子供の頃、妹や弟が産まれる時に、母は出産、父は付き添いという事で、その間お手伝いさんが家にやってきていました。
朝起きて、母の姿が見えないだけでなく、知らない人が家にいて洗濯機を回している状況に、泣きそうになったのを覚えています。
今思うと、お手伝いさんはとてもいい人だったのに……申し訳なかったです。
彼女も、子供の頃の私と同じような気持ちになっているのかもしれません。
結局まだ踏み切れず
結局、長女の了承を得ることができず、まだ家事代行サービスに申し込めずにいます。
もし子供たちがお手伝いさん達に懐いてくれたら、出張で家を空けるときにも色々と頼めてとても助かるのですが……親の立場と子の立場は違うので……難しいところです。