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自分事

泣かないと決めた日

ある日の朝、コーヒーを飲もうとラボの給湯室に行くと、先客がいて部屋には美味しそうなコーヒーの匂いが漂っていました。 彼女は、このラボが立ち上がったときに最初に雇われた5人の従業員のうちの一人で、30年以上ブレインバンクの管理を任されています。 今PIとして第一線で活躍しているラボの卒業生達も、病理はほとんど自分が教えたんだ、とよく話していました。   「おはよう」 普通に朝の挨拶を交わす […]

なぜ勉強が必要だと思うのか

先日、長男(11歳)との会話の中で、勉強についての話題になりました。 長男は、親や先生達から勉強するように言われるから勉強しているけれど、その勉強自体にはあまり価値を感じていないそうです。 「『Learn (学び)』は大事かもだけど、『Study (勉強)』は、大人達から言われる程には大切なことだとは思わない、もっと他にしたいことをすればいい。」 というのが彼の意見でした。 私も子どもの頃同じよう […]

お腹すいた

数ヶ月前に、夫が「Life span」という本を読み始め、 リンク 「健康で長生きするために食事を減らしてみようと思う。」 と言ってきました。   この本は、日本でもベストセラーになっています。 リンク 著者の Dr. David Sinclair は Aging研究の第一人者で、この間も彼の研究グループからの論文が Nature に出ていました。   本には食事を減らす事が推 […]

新年を迎えて-2021

アメリカに来て、2年半が経過しました。 当初思い描いていた生活とはかなり異なる状況にはありますが、なんとか生活しています。   去年の初めあたりは、精神的にかなりキツく、 「しばらく休暇をとってカウンセリングを受けるしかない。」 と思い、 大学のカウンセラーに予約をとって、PIに休暇願を届ける準備を進めていました。 Nietzsche famously said “Whatever do […]

あなたの価値を正当に評価してくれる場所

  興味深いお話を読んだので、シェアします。     娘の卒業式に、父親が言いました。 「君の晴れの卒業に、私が何年も前に買った車をプレゼントしよう。 これはとても古い車だ。 でもこれを君に上げる前に、この車を中古屋さんに持っていって、いくらぐらいで売れるか聞いてみなさい。」     娘は、中古屋を訪ね、父親に言いました。 「この車は使い古されてい […]

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

アメリカの今の職場で、夫や自分の仕事が思うようにいかず、辛い思いをしている時、隣の席の中国人から、よく心無い言葉を受けていました。 内容は、だいたい、 「日本でどうだったか知らないが、ここではここでのやり方で進めないと痛い目を見る。早くそれに気づいて旦那さんにも忠告するんだ。」 という感じ。   「心無い」と思っているのは自分だけで、相手は全てよかれと思って批判してくるわけです。 そうは […]

凝り凝り

私は学生時代から慢性的な首・肩・背中凝りですが、働き出してから運動量がめっきり減り、体がさらに動かなくなってきました。 そして数年前のある日、自転車の左折時に後ろを確認しようとしたら、首が回らない事に気づきました。 確認すると、両腕も肩より上にあがらず……。   現時点で特にやばそうな筋 右: 右胸鎖乳突筋、右前斜角筋、右大胸筋、右僧帽筋(上部・中部)、右頭板状筋、右頸板状筋、右肩甲挙筋 […]

新年を迎えて-2020

昨年は、個人的に色々と浮き沈みの激しい1年だったように思います。 時折、主に仕事中、小事と思われる出来事に過剰に反応して憤り、言いようのない焦燥感と虚無感に襲われ、気持ちを立て直すのが難しい時がありました。   そのような感覚と並行してよく浮かんできた考えは、 「私が今いなくなっても、世の中は変わらず回っていく。」 という事でした。   私が死んだら、家族や友達は悲しむと思うし […]

最後だとわかっていたなら

あなたが眠りにつくのを見るのが 最後だとわかっていたら わたしは もっとちゃんとカバーをかけて 神様にその魂を守ってくださるように 祈っただろう あなたがドアを出て行くのを見るのが 最後だとわかっていたら わたしは あなたを抱きしめて キスをして そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが 最後だとわかっていたら わたしは その一部始終をビデオにとっ […]

パラダイムシフト

2カ月程前に図書館で借りた本に惹きこまれ、すぐにKindleで原著・和訳を共に購入、さらに書籍も取寄せました。 スティーブン・R・コヴィー氏によって書かれ、1989年に出版された「The 7 Habits of Highly Effective People」という本です。 1996年には日本語版「7つの習慣」を出版、現時点で44か国語に翻訳され、全世界3000万部、日本でも200万部を売り上げて […]

宙(そら)に思いを馳せる

私は宇宙の話を読んだり聞いたりするのが好きです。 今の人生も好きだけど、もし生まれ変わったら天文学者とかにもなってみたいなーと思うくらい。 じゃあ宇宙飛行士は?と聞かれる時がありますが、実際に自分で月とか火星とかに行くよりも、空を見ながら、もっと遠くの天体にまで思いを馳せる事の方が好きなように思います。   そんな私の毎日の楽しみの一つは、毎日の通勤時に車の窓から広い空を眺める事。 建物 […]

アポロ11号のドキュメントを観て

50年前の7月20日、アポロ11号が月に降り立ち、船長のニール・アームストロングが月面に最初の一歩を踏み下ろしました。 人類初の月面着陸50周年という事で、毎朝聴いている宇宙をテーマにしたラジオ番組では、最近、これに関連した話題が多く流れています。 先月、NYの科学博物館に遊びに行った時にも、アポロ11号をテーマにしたドキュメント映画が上映されていました。 子供達にはまだ少し難かったようですが、私 […]

近況報告

SOS的な投稿をしてからブログを更新しなくなったので、「大丈夫~?」という連絡をよく受けるようになりました。 それまで日記のように書いていたので、あまり考えていなかったのですが、定期的に読んでいる人もいて心配してくれてたんだなと気づき、近況報告をと思って筆(?)をとりました。   私は、先月まで少ししんどい日が続き、笑うのにも時々努力がいる時がありましたが、自分の時間を持てるようになった […]

決壊

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承認欲求

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レールの中のスミレ

子供の頃、福永令三さんのクレヨン王国シリーズをたくさん読みましたが、最近その中のある短編物語をよく思い出すようになりました。 クレヨン王国いちご村の中に収録されている、「レールの中のスミレ」というお話です。 小さなスミレが一輪、線路のレールに敷き詰められた石たちの隙間で生きていました。 石たちは、いつも不機嫌で押し黙っていました。 スミレは独り言のように、お日さまの話など、明るい話題を振りますが、 […]

“Stupid”と言われたら……

先日の仕事中に、お昼ご飯を食べようとカンファレンスルームに行きましたが、すでにたくさんの人達が賑やかにお昼をとっていました。 ちょっとみんなと話す元気まではなかったので、私は一人でお昼ご飯を食べられる場所を探しました。 カフェテリアも人でいっぱい、別のカンファ室も会議で使用中…… 会議室を出た所のキッチンのようなスペースにカウンターテーブルと椅子が置いてあったので、私はそこでこっそり隠れながらお昼 […]

耐える

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ずーっとずっとだいすきだよ

ハンス・ウィルヘルムさん作の「ずーっとずっとだいすきだよ」は、私の好きな絵本の一つです。 初めてこの絵本を読んだのはいつか忘れましたが、読むたびに目頭が熱くなります。   大切な人に「あなたは私の大切な人だよ。」と伝える事。シンプルすぎて、日常で見落としがちになる事も多いように思います。   この絵本の影響を受けて、私は自分の子供達に毎日「大好きな〇〇くん」「可愛い〇〇ちゃん」 […]

考える機会

少し前、何かの話の折に、彼から「最近毎日のように自分の人生について考えるようになった」という言葉を聞きました。 今までも将来の話などはよくしていましたが、こちらにきて、より考えるようになったようです。 この時、私の尊敬する女性の一人である、高橋祥子さんのブログに書かれていた話を思い出しました(こちら)。 その話の中で彼女は「予測不能な事態や理不尽な環境に曝されたときに自分軸を認識しやすい」という事 […]

Rise Up

通勤途中に何気なく聴いていたラジオで、ふと流れてきた曲。 Andra Dayさんの歌声がとても素晴らしくて注意が向いたのですが、しばらく聴いていると、歌詞が心に沁み入ってきました。 色々疲れてしまって、セロトニンの枯渇が心配になってくるような時は、元気な曲は避けたくなりますが、この曲はそんな時でも聴ける曲だと思いました。 疲れた人と同じ目線で語りかけてくれているからなんじゃないかなーと思います。 […]

試練と捉える以外の考え方

夢を打ち砕かれ、心の火が消えていくのを隣でずっと見ているのはつらいですが、 何とかしようと動くと、自分が最期のひとふきを送る事になるのでしょう。   アスファルトにさえぎられて土から顔を出せない時、 どこに伸びていってもアスファルトの端がないと感じられる時、   そんな時に人のとる道は、人それぞれだと自分に言い聞かせなければなりません。   私は、アスファルトを邪魔だ […]

前駆細胞でいたい

今の研究室に移って半年が経ち、ラボの長所や短所もだんだんわかるようになってきました。   長所として一番に挙げられるのは ”システムの構築” だと思います。 常にラボの中の風通しを良くし、数十人の優秀なポスドク達がお互い気軽に相談しあえる環境作りに力を入れています。 PAGEという館内アナウンスのようなものがあり、ちょっと用事があるとすぐにそれを使って連絡をとりあったり、呼び寄せたりでき […]

新年を迎えて-2019

昨年は、日本からアメリカへ大きな異動があり、私にとって大きな変化がたくさんありました。 「子連れでの海外異動は大変。」 とは聞いていましたが、 「今までも色々大変と言われて何とかやってきたし、 今回も何とかなるだろう。」 と、ちょっと楽観的に考えていたように思います。   仕事面から考えると、できるだけ若いうちに留学した方が、得られるものが大きいように感じました。 理由としては以下のよう […]

リトリート-2018

昨日は、研究室主催のリトリートがありました。   以前の日本のラボでも年に1回リトリートがありましたが、それは 「大学院生が自分の研究内容を、皆の前で英語で発表する練習」 の意味合いが強い印象でした。   ここでのリトリートは、私の所属する研究室の他、大学内で神経変性疾患系の研究をしている研究室や、隣の州の研究室からも口演やポスターの発表がありました。 感想としては、 「ここの […]

私がお弁当を作るようになった理由

毎朝、家族5人分のお弁当を作る。 今では当たり前になりましたが、新婚当初から欠かさず続けている、、、というわけではありません。   その時は、次男が生まれて、まだ首も座っていない頃だったと思います。 夫の様子が少しずつ変わってきたと感じていました。 口数が少なくなり、話しかけても生返事が多くなりました。勉強時間になってもなかなか勉強を始めない子供たちに、きつい言葉を使うようになりました。 […]

セミナー2日前

今日は日曜日ですが、2日後のセミナーでの講演の練習のため、一人研究室へ向かいます。 こんな時、理解のある夫に感謝です。(数週間前は夫のturnでした。) 車は家族が使うので、今日は電車で大学まで向かいます。 ペンシルベニアは、ここ数日でかなり冷え込むようになりました。 駅からみる青空も、秋の様相です。 冬はかなり寒いようなので、そろそろ防寒対策を始めないとかな。 でもセミナーは熱く!盛り上げようと […]

Get Started

「今までと違う事を色々経験することになると思うし、せっかくだからブログでも始めてみたら?」 と(SNSもしない)夫から言われたのは約2カ月前、渡米直後の事。 「そんな時間はないと思う。」 と返答してみたものの、なんとなく心に残っていました。 アメリカに来てから2カ月が経過しましたが、まだ生活のセットアップは十分とは言えません。 況や研究生活をや。。。 けれども、時間に追われているせいか、最近ちょっ […]