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ある日、長女(小6)が息を切らせて書斎に入ってきました。

「お母さん、お母さん、たいへん!カニさんが二匹に分裂した!来て来て!」

カニが分裂増殖?

―― そんな、培養細胞じゃないんだから。

と、思いながらモタモタしていると、長女は水槽から、分裂した(?)カニをすくって、持ってきました。

「ほら!」

crab-molting-1

……確かに!カニが2匹になっています。

カニの脱皮

「……脱皮したの?」

私が尋ねると、

「そうなの!けど、本物そっくりでしょう?」

 

これまで、小エビの脱皮は見ていましたが、彼らの脱皮殻は非常に薄くて、透明に近い色でした。

けれども、このカニの脱皮殻は、ほぼ元の形と色を保っています。

 

「最近、カニさんご飯食べてくれなくて心配していたの。けど、脱皮しようとしてたんだね。これからご飯食べてくれるようになるかも。」

長女は、受験勉強の合間にも、すっぽんやらカニやらをせっせと世話をして、その生態を観察していました。

「そうかもね。」

時間が経つと、さらにリアルに

次の日、長女は再び脱皮後の皮を持ってきました。

「見て!もっとカニさんらしくなった。」

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確かに本物っぽい。

彼女(?)は、長女のコレクションの貝殻に収められ、なんとなく快適そうな雰囲気を醸し出していました。

 



 

とゆーことで、今年最初の驚きは、「カニの脱皮」でした。

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生き物シリーズ