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以前、ドラッグクリックに適したマウスの紹介をして以来、「ジッタークリックやバタフライクリック用のマウスも紹介してほしい」という要望をいただいていました。

そこで今回は、ジッタークリックにおすすめできるマウスを調べたので、紹介します。

ジッタークリック (Jitter Click) とは

ジッタークリッキングとは、マウスのクリック速度を極限まで上げるテクニックの一つです。

ジッター(Jitter)は「震え」を意味しており、このクリッキングでは、手指をマウスの上でアーチ状に固定し、手を振動させるようにしてクリックします。

こちらに詳細なチュートリアルがあったので紹介▼

ジッタークリックに適したマウスとは

ジッタークリックは、ドラッグクリックよりは、色々なマウスでできるテクニックですが、やはり、ある程度適したマウスを使った方がやりやすいようです。

以下、ジッタークリックに適したマウスの特徴をあげてみます。

軽量設計(50g~80g程度)

軽量なマウスは、手の疲労を軽減し、高速なクリックを行う際のコントロール性を向上させます。

重すぎるマウスは、手や指に負担をかけ、長時間の使用で疲れやすくなります。

クリック感が軽い

スイッチのクリック感が軽く、反応が速いものが適しています。

押下圧が軽いと、ジッタークリックを行いやすくなります。

耐久性の高いスイッチ

ジッタークリックは非常に多くのクリックを必要とするため、耐久性の高いスイッチが求められます(例:5000万クリック以上の耐久性)。

高精度センサー

DPI設定が細かく調整できる高精度なセンサー(例:HERO、Pixart)が望ましいといえます。

マウスの動きが正確にトラッキングされることで、ジッタークリック中のカーソルの乱れを防げます。

ワイヤレスまたは柔軟なケーブル

ワイヤレスマウスはケーブルの引っ掛かりがないため、動きがスムーズです。

有線の場合は、柔らかいケーブル(パラコードケーブルなど)を採用しているものが理想的です。

適切な形状とグリップ

手にフィットしやすい形状で、主にクローグリップやフィンガーティップグリップに対応しているものが良いと言われています。

サイズが大きすぎず、小回りが利くデザインを選ぶのが良さそうです。

ジッタークリックにおすすめのゲーミングマウス達

以下、ジッタークリックにおすすめとして紹介されていたマウスを、メーカー毎にリストアップしました。

プレイヤーのタイプ別にまとめたリンクはこちら▼

Logitech シリーズ

ジッタークリックでどのサイトにも上位に入ってくるのが、Logitechシリーズ。

Logitechは、私の好きなメーカーの一つでもあります。

Logitechの上位機種には、ワイヤレスマウスデバイス向けに設計された技術が搭載されているので、まずはそちらから説明。

Logitechのワイヤレスデバイス向けに設計された技術:POWERPLAYとLIGHTSPEED

Logitechのワイヤレスデバイスには、POWERPLAYとLIGHTSPEEDという優れた技術を搭載しています。

LIGHTSPEED

LIGHTSPEED は、Logitechの独自開発による超低遅延ワイヤレス技術です。

ゲーミングデバイスにおいて、有線接続と同等、またはそれ以上の応答性と安定性を提供することを目的としています。

主な特徴:
  • 低遅延:
    • ワイヤレスの弱点である遅延をほぼゼロに近いレベルに抑えています。
    • プロゲーマーやeスポーツプレイヤーも使用するレベルの高速応答性と評価されています。
  • 高い安定性:
    • 干渉が多い環境でも安定した接続を維持します。
    • Wi-FiやBluetoothなどの他のデバイスとの干渉を最小限に抑えます。
  • 高精度:
    • 高精度センサーとの組み合わせで、正確なトラッキングを実現します。
    • 高速クリックやマウスの微細な動きにも対応します。
    POWERPLAYとは

    POWERPLAY は、Logitechの独自のワイヤレス充電システムです。

    専用のマウスパッド(POWERPLAYマット)を使用して、マウスを使いながら常に充電することができます。

    主な特徴:
    • 常時充電:
      • マウスを使用中でもバッテリー残量を気にせずにプレイ可能です。
      • マウスパッド上に置いている限り、充電が切れる心配がありません。
    • PowerCoreモジュール:
      • POWERPLAY対応のマウスには、バッテリーの代わりに「PowerCoreモジュール」を装着することで充電が可能になります。

       



       

      と、2つの機能を頭に入れたところで、それぞれのマウスを見ていきましょう。

      Logitech G Pro X Superlight

      Logicool G PRO LIGHTSPEED Wireless

      いくつかのマウスがランクインしていましたが、特にこの G Pro X Superlight は、Jitter clickで検索すると、ほとんどのサイトに登場してきました。

      ちょっと値段は張りますが、ジッターで気になる人は、このマウスを試してみると良いかもしれません。

      軽量設計 (約63g)

      このマウスは63gと超軽量で、ジッタークリックのような高速かつ連続的な動作を長時間行う際の疲労を軽減します。

      高精度HERO 25Kセンサー

      HEROセンサーは正確でスムーズなトラッキングを提供し、高速クリックやマウスの微細な動きにも対応します。

      シンプルで使いやすいボタン配置

      必要最小限のボタン設計(5つ)で、クリック部分のスペースが広く、ミスクリックが起こりにくい設計になっています。

      メカニカルスイッチ

      滑らかで軽いクリック感が特徴で、ジッタークリック時にも一貫したフィードバックを得られます。

      耐久性

      高品質のマウススイッチを採用しており、頻繁なクリックにも長期間耐えられます。

      ワイヤレス接続 (LIGHTSPEED)

      ワイヤレスでありながら遅延がほぼゼロなので、ジッタークリックを行う際にも応答速度に影響を与えません。

      ケーブルの引っ掛かりがないため、手の動きを邪魔しません。

      考慮すべき点としては、やはり値段が高いことでしょう。

      また、クリック感がとても軽いので、ある程度のクリック感がほしい人は「軽すぎる」と感じるかもしれません。

      Logitech G Pro Wireless

      Logicool G PRO LIGHTSPEED Wireless

      Max DPI: 25,000 DPI

      G Pro X Superlightとともに、PvP におすすめのマウスとしてhello さんに教えてもらったマウス。

      こちらも独自開発の「HERO センサー」搭載で、プレイに邪魔なケーブルを排除したワイヤレスタイプ。

       

      G Pro X Superlightよりも機能面で若干劣る部分はありますが、その分値段が安く設定されているところが良いですね。

      両者の主な違いは以下の通り。

      特徴 Logitech G Pro X Superlight Logitech G Pro Wireless
      重量 約63g 約80g
      センサー HERO 25K HERO 16K
      サイドボタン 右側ボタンなし 両側ボタン対応
      滑り性能 改良PTFEフィート 標準フィート
      RGBライティング 非搭載 搭載(ロゴ)
      対象ユーザー 軽量性重視の競技ゲーマー バランス・カスタマイズ重視

      Logitech G502 LIGHTSPEED

      Logicool G PRO LIGHTSPEED Wireless

      Logitechで特にジッタークリックにオススメとされているのは、上記2つですが、値段がネックになる人は、G502やG305を検討するとよいかもしれません。

      高性能 HERO 25K センサー

      高精度なトラッキングが可能で、ジッタークリック中の細かな動きにも対応します。

      DPIは最大25,600で、細かい設定ができるため、ジッタークリックをする際にもマウスの感度を好みに調整可能です。

      LIGHTSPEED ワイヤレス

      遅延のない高速ワイヤレス接続により、ジッタークリック中でもスムーズで安定した操作が可能です。

      ボタンの耐久性

      高耐久のメカニカルスイッチを搭載しており、頻繁なクリックにも耐えられます。

      プログラマブルボタンも多く、カスタマイズ性が高いのも特徴です。

      重量調整可能

      追加ウェイトを使用してマウスのバランスを調整可能です。ただし、ジッタークリックには軽量な方が好まれるため、ウェイトを外して使用することを推奨。

      エルゴノミクスデザイン

      手にフィットする形状で長時間の使用でも快適です。

      考慮すべき点としては、以下のような点があげられそうです。

      • 約114gとちょっと重めです。
      • 押下感はしっかりしており、軽めのクリック感を好むジッタークリックプレイヤーには少し重いと感じるかもしれません。
      • 11個のプログラマブルボタンは多機能で便利ですが、ジッタークリックにおいてはそこまで必要なさそうです。
      • G proよりは安いですが、機能面とのコスパを考えると、ちょっと価格が高めかもしれません。

      Logitech G304/G305

      Logicool G PRO LIGHTSPEED Wireless

      ジッタークリックでマウスを探しているけれども、あまりお金をかけたくない場合は、G304/G305が良いと思います。

      サイトで紹介されていたのはG305だったのですが、国内ではG304として販売されています。

      G304の魅力は、価格が手頃、という点でしょう。

      高性能なワイヤレスマウスとしては、比較的手頃な価格帯で購入でき、コストパフォーマンスが高いマウスといえます。

      軽量設計(約99g)

      標準の単三電池を使用して約99gと軽量な部類に入ります。

      リチウム電池や単三→単四変換アダプターを使用することで、重量をさらに軽くすることが可能です。

      HEROセンサー

      高精度なトラッキングを提供するHEROセンサーを搭載しています。

      DPIは最大12,000で、ジッタークリック時の素早い動きにもしっかり対応します。

      LIGHTSPEEDワイヤレス

      ワイヤレスながら遅延がほぼゼロで、ジッタークリック中も安定したパフォーマンスを発揮します。

      クリック耐久性

      耐久性のあるメカニカルスイッチを採用し、頻繁なクリックに耐える設計です。

      考慮すべき点としては、以下のような点があげられます。

      • 99gは、ジッター用マウスとしてはちょっと重めではあります。長時間のジッターでは手の披露が溜まりやすいかもしれません。
      • クリック感は軽い方ですが、ジッタークリック専用に設計されたマウスと比べると、クリック感が若干重いと感じるユーザーもいるようです。
      • POWERPLAY非対応のため、充電切れを気にせずに使用したい場合には他のマウスの方がよいかもしれません。

       

      Logitech G Pro Superlight, G Pro Wireless, G502シリーズ, G305 の特徴を比較すると、以下の通り。

      項目 G Pro Superlight G Pro Wireless G502 LIGHTSPEED G305
      接続方式 LIGHTSPEED(ワイヤレス) LIGHTSPEED(ワイヤレス) LIGHTSPEED(ワイヤレス) LIGHTSPEED(ワイヤレス)
      重量 約63g 約80g 約114g(ウェイトなし) 約99g(単三電池込み)
      センサー HERO 25K HERO 25K HERO 25K HERO(16K)
      DPI上限 25,600 25,600 25,600 12,000
      プログラマブルボタン数 5 8 11 6
      POWERPLAY対応 対応 対応 対応 非対応
      ライティング 非対応 LIGHTSYNC RGB LIGHTSYNC RGB 非対応
      電源方式 内蔵充電池 内蔵充電池 内蔵充電池 単三電池
      価格帯 中〜高 手頃
      用途 FPS・軽量重視 オールラウンド・両利き対応 多機能・カスタマイズ重視 コスパ重視

      Glorious シリーズ

      Glorious Model O

      Glorious ゲーミングマウス Model O Mouse Matt Black 軽量 ハニカムデザイン オムロンスイッチ搭載 1年保証 GO-BLACK【国内正規品】

      長男お気に入りのマウス。

      バイトで貯めたお金で購入してから、彼はずっとこのマウスをメインに使っています。

      このマウスは 67 g と軽く動かしやすいので、PvP で特に力を発揮するマウスだそうです。

      ドラッグクリック、バタフライクリック、ジッタークリック、全てに適していて、長男が推している YouTuber 達の間でも「✨God Mouse✨」と称賛されているのだとか。

      以下、Glorious Model Oがジッタークリックに向いている理由をまとめてみました。

      超軽量設計(~67g)

      標準モデルで約67g(Matte仕上げ)、Glossy仕上げでもわずか68gと非常に軽量です。

      ジッタークリックのような高速で繰り返しの操作において、手の疲労を最小限に抑えます。

      クリック感の良さと耐久性

      高品質なオムロンスイッチ(約2000万回クリック耐久)を採用しています。

      軽く、反応が速いクリック感で、ジッタークリックに適しています。

      高精度センサー(Pixart PMW3360)

      最大12,000 DPI対応の高性能センサーを搭載しています。

      正確かつ安定したトラッキングで、ジッタークリック中の素早い動きにも対応可能です。

      ハニカムデザイン

      マウス本体のハニカム構造により、軽量化と通気性の両立を実現しました。

      長時間の使用でも手汗が溜まりにくい設計です。

      柔軟なケーブル(Ascended Cord)

      非常に柔軟で軽いパラコードケーブルを採用しており、まるでワイヤレスマウスのような感覚で操作できます。

      滑りの良いスケート(PTFE)

      100%ピュアPTFE製スケートを標準装備しており、スムーズな滑りを実現しました。

      ジッタークリック中でも快適にマウスを移動可能です。

      コストパフォーマンス

      高性能ながら、価格が比較的抑えられており、ジッタークリックを試したい初心者から上級者まで幅広く対応しています。

      考慮すべき点としては、以下のような点があげられそうです。

      • 一部のユーザーは、クリック感が「軽すぎる」と感じる場合があります。
      • ちょっと大きめ(長さ約128mm)で平らなデザインのため、小さい手のユーザーや、フィンガーティップグリップを多用する人には少し大きく感じるかもしれません。(小さめの手にフィットする選択肢としては、Glorious Model O- (Minus) があります)。

      Glorious Model O Wireless

      Glorious ゲーミングマウス Model O Mouse Matt Black 軽量 ハニカムデザイン オムロンスイッチ搭載 1年保証 GO-BLACK【国内正規品】

      Max DPI: 19,000 DPI

      PvP におすすめのマウスとして、hello さんから教えてもらいました。

      Model O のワイヤレス Ver. です。

      69 g と軽量で、オリジナルと同じハニカム構造になっています。ボタンのカスタマイズも可能です。

      デメリットとしては、ワイヤレスのためちょっと値が張る事と、充電が必要な事でしょうか。

      光度を上げると充電の減りが強いので、半分ほどに落とすとよいかもです。

      「充電が減ってきたけど、ゲームも継続したい!」という場合には、充電に使うコードに接続する事で有線マウスとしても利用可能です。

      HyperX シリーズ

      HyperX Pulsefire Haste

      Glorious ゲーミングマウス Model O Mouse Matt Black 軽量 ハニカムデザイン オムロンスイッチ搭載 1年保証 GO-BLACK【国内正規品】

      HyperX Pulsefire Haste も、ジッタークリックに非常におすすめのゲーミングマウスとして紹介されていました。

      軽量設計と高性能な仕様が、ジッタークリックを行う際に求められる特性をほぼすべて満たしています。

      価格もお手頃なのが良いですね。

      軽量設計 (59g)

      わずか59gの超軽量設計で、手や指への負担を最小限に抑えます。

      長時間のジッタークリックでも疲れにくく、精度を維持しやすいです。

      クリック感の軽さと耐久性

      TTC Goldenマイクロスイッチを採用しており、クリック感が軽く、耐久性も高い(約6000万クリックの耐久性)。

      軽い押下力で、ジッタークリック時にスムーズかつ高速なクリックが可能です。

      高精度センサー (Pixart PAW3335)

      最大16,000 DPIの高精度センサーを搭載しています。

      ジッタークリック中の高速な動きにも正確に反応します。

      柔らかいケーブル

      HyperFlex USBケーブルを採用しており、非常に柔らかく、引っ掛かりや抵抗を感じさせません。

      ほぼワイヤレスのような操作感が得られます。

      滑りやすいスケート

      PTFE(テフロン)製のスケートを使用しており、ジッタークリック中でも滑らかにマウスを動かせます。

      コストパフォーマンス

      高性能ながら比較的手頃な価格で提供されており、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応しています。

      考慮すべき点としては、以下のような点があげられそうです。

      • 一部のユーザーは、クリック感が「軽すぎる」と感じる場合があります。
      • ワイヤレスモデルを求める場合、標準モデルは有線のみのため、完全な自由度を求める場合はPulsefire Haste Wirelessを検討するとよいでしょう。

       

      Pulsefire Hasteのポイント
      • 軽量であることから、ジッタークリックを快適に行いたい人に最適です。
      • クリック感と高耐久性を兼ね備え、ジッタークリックの負荷にも耐えられます。
      • 予算を抑えたいユーザーにとっても、非常にコストパフォーマンスが高い選択肢です。
      • ケーブルの煩わしさを避けたい場合は、Pulsefire Haste Wirelessを選ぶと良いでしょう。

      HyperX Pulsefire Haste Wireless

      ハイパーエックス(HyperX) HyperX Pulsefire Haste 2ワイヤレスゲーミングマウス ゲーマー向け 超軽量61グラム 高精度 ブラック 2年保証 6N0B0AA

      HyperX Pulsefire HasteのワイヤレスVer.。有線タイプと同じく、非常に高性能で、ジッタークリックにも最適です。

      HyperX Hasteの機能+ワイヤレスということで、ケーブルが煩わしいと感じる方はこちらの方がよいかもしれません。

      ただ、その分値段は高くなるので、予算との兼ね合いにはなりそうです。

      HyperX Pulsefire Haste と HyperX Pulsefire Haste Wirelessの比較

      項目 HyperX Pulsefire Haste HyperX Pulsefire Haste Wireless
      接続方式 有線 (HyperFlex USBケーブル) ワイヤレス (2.4GHz + USB-C充電)
      重量 約59g 約62g
      センサー Pixart PAW3335 Pixart PAW3335
      最大DPI 16,000 DPI 16,000 DPI
      バッテリー寿命 該当なし 最大100時間
      クリックスイッチ TTC Goldenマイクロスイッチ (耐久性8000万回) TTC Goldenマイクロスイッチ (耐久性8000万回)
      スケート素材 100%ピュアPTFE 100%ピュアPTFE
      RGBライティング ロゴ部分のみ ロゴ部分のみ
      ボタン数 6 (プログラマブル) 6 (プログラマブル)
      ケーブル HyperFlex USBケーブル USB-Cケーブル(充電用)
      充電方式 該当なし USB-C経由で充電
      手頃な やや高

      Razerシリーズ

      Razer Viper Mini

      Razer Viper Mini ゲーミングマウス

      Razerシリーズの中で、ジッタークリックに最適なマウスとして挙げられるのは、こちらのRazer Viper Mini。

      軽量設計で、高性能なセンサーを搭載しており、ジッタークリック時の操作性が非常に高いです。

      また、Razer Viper Miniは、非常に手頃な価格で提供されているため、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応しています。

      以下に、Razer Viper Miniの主な特徴をまとめました。

      軽量設計 (61g)

      わずか61gの超軽量設計で、手や指への負担を最小限に抑えます。

      高性能センサー (Razer 5G Optical Sensor)

      Razer 5G Optical Sensorを搭載しており、最大8,500 DPIの高精度センサーを搭載しています。

      ジッタークリック中の高速な動きにも正確に反応します。

      耐久性

      Razer Viper Miniは、Razerの高品質な製品であり、耐久性が非常に高いです。

      約50万回のクリック耐久性を持ち、長期間の使用にも耐えられます。

      クリックスイッチ (Razer Optical Mouse Switch)

      Razer Optical Mouse Switchを採用しており、クリック感が軽く、耐久性も高い(約70万回の耐久性)。

      軽い押下力で、ジッタークリック時にスムーズかつ高速なクリックが可能です。

      柔らかいケーブル

      Razer Speedflexケーブルを採用しており、非常に柔らかく、引っ掛かりや抵抗を感じさせません。

      滑りやすいスケート

      100% PTFE(テフロン)製のスケートを使用しており、ジッタークリック中でも滑らかにマウスを動かせます。

      コストパフォーマンス

      高性能ながら比較的手頃な価格で提供されており、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応しています。

      考慮すべき点としては、以下のような点があげられそうです。

      • 一部のユーザーは、クリック感が「軽すぎる」と感じる場合があります。
      • ワイヤレスモデルを求める場合、標準モデルは有線のみのため、完全な自由度を求める場合はRazer Viper Mini Wirelessを検討するとよいでしょう。
      • DPIが最大8,500とやや低めのため、高精度を求めるユーザーには物足りないかもしれません。ただじ、ジッタークリックには十分なDPI性能と言われています。

      Razer DeathAdder V3 Pro

      Razer レイザー DeathAdder V3 Pro ゲーミングマウス ワイヤレス

      Razer DeathAdder V3 Pro は、ジッタークリックに非常に適したマウスの一つです。その軽量性、高性能センサー、クリック感の良さが、ジッタークリックの操作に求められる要件を満たしています。

      Razer DeathAdder V3 Proの特徴

      これまで、DearthAdderシリーズは若干重めでジッターには向かないという意見もありましたが、このDeathAdder V3 Proは、約63gと軽量化され、長時間のジッタークリックでも疲れにくい設計となっています。

      また、軽量ながらもワイヤレス仕様で、ケーブルの煩わしさを排除。

      最大30,000 DPIのRazer独自のFocus Proセンサーを搭載しており、ジッタークリック中の高速な動きにも正確に反応可能します。

      スイッチは、Razer独自の光学スイッチ(第3世代)を採用。クリック感が軽快で、応答速度も非常に速いです。また、耐久性も約9,000万回クリックと高くなっています。

      形は、手にフィットする人間工学に基づいたエルゴミックデザインで、特に中~大きめの手のユーザーに最適です。パームグリップやクローグリップに対応し、操作性が高いと言えます。

      バッテリー寿命は、最大90時間(RGBオフ時)。USB-Cによる急速充電に対応しています。

      接続は、HyperSpeed Wireless(2.4GHz)で遅延のない操作。USB-Cケーブルでの有線接続も可能です。

      Razer DeathAdder V3 Proがジッタークリックに向いている点
      1. 軽量かつスムーズな操作性

        • 約63gと軽量で、ジッタークリック中も手や指の疲れを軽減。
      2. クリック感と応答速度

        • 光学スイッチの軽快なクリック感と速い応答速度が、ジッタークリックの連続操作に最適。
      3. 高精度センサー

        • 最大30,000 DPI対応のFocus Proセンサーにより、ジッタークリック中の正確なトラッキングを保証。
      4. ワイヤレスの自由度

        • ケーブルの煩わしさがないため、ジッタークリックに必要なスムーズな動きが可能。

      考慮すべき点としては、以下のような点があげられます。

      • 値段が高い
        • 高性能な分、価格帯は他の軽量マウスよりも高め。
      • 小さい手のユーザーには大きすぎる可能性
        • エルゴノミクスデザインが中~大きめの手に最適化されているため、手が小さい人には操作が難しい場合があるかもしれません。

      Cooler Masterシリーズ

      Cooler Master MM710

      Cooler Master MM710 光沢ブラック ゲーミングマウス

      Cooler Master MM710 は、軽量設計でクリック感が軽快なゲーミングマウスとして知られており、ジッタークリックにおすすめできるモデルの一つです。

      Cooler Master MM710の特徴
      1. 超軽量設計 (53g)
        • わずか53gという重量で、ジッタークリックに必要な高速かつ連続的な操作に最適。
        • 長時間の使用でも手の疲労を最小限に抑えます。
      2. 高精度センサー (PixArt PMW3389)
        • 最大16,000 DPIに対応するPixArt PMW3389センサーを搭載。
        • 高速かつ正確なトラッキングで、ジッタークリック中の動きにも安定して反応します。
      3. クリック感と耐久性
        • オムロン製スイッチを搭載し、クリック感が軽快で反応速度が速い。
        • 高耐久性(2000万回クリック)で、ジッタークリックの負荷にも十分耐えられます。
      4. ケーブル
        • Ultraweaveケーブルが非常に柔らかく、操作中に引っ掛かりや抵抗を感じにくい。
        • ワイヤレスに近い操作感を実現。
      5. ハニカムデザイン
        • マウス本体にハニカム構造を採用し、軽量化と通気性を両立。
        • 手汗を軽減し、長時間の使用でも快適。
      6. コストパフォーマンス
        • 軽量ゲーミングマウスの中でも比較的低価格で、初心者から上級者まで手が届きやすい。
      Cooler Master MM710がジッタークリックに向いている点
      1. 超軽量

        • わずか53gで、ジッタークリックに必要な高速かつ反復的な操作に非常に適しています。
      2. 高精度センサー

        • PMW3389センサーにより、クリック操作中のマウスの微細な動きにも正確に追従。
      3. クリック感

        • オムロンスイッチが軽くスムーズなクリック感を提供し、ジッタークリックを効率よく行えます。
      4. 柔軟なケーブル

        • 軽量かつ柔軟なUltraweaveケーブルにより、ケーブルによる操作の妨げが少ない。
      5. コスパの良さ

        • 高性能かつ軽量でありながら、価格が手頃。

      考慮すべき点としては、ワイヤレス非対応なことと、クリック感の好みが分かれることでしょうか。

      MM710は有線接続のみのため、完全な自由度を求めるユーザーには不向きです。ただし、ケーブルが柔軟なため、大きな問題ではありません。

      また、オムロンスイッチのクリック感は軽快ですが、しっかりとした押下感を求めるユーザーには物足りない可能性があるかもしれません。

      SteelSeries シリーズ

      SteelSeries Rival 600

      SteelSeries Rival 600 ゲーミングマウス

      SteelSeries Rival 600も、ジッタークリックにおすすめのマウスとして紹介されています。

      SteelSeries Rival 600がジッタークリックに向いている点
      • 高精度センサー
        • TrueMove3+センサーにより、ジッタークリック中の素早いマウス操作でも正確に反応します。
      • クリック感
        • メカニカルスイッチの軽快なクリック感があり、ジッタークリックを行いやすいです。
      • カスタマイズ可能なバランス
        • 重量調整で、自分の手の動きに合わせてバランスを調整できます。

      考慮すべき点としては、以下のような点があげられます。

      • 重量
        • 標準で96gと、ジッタークリックに理想的とされる軽量マウス(50~80g)よりも重いです。軽量マウスを好むジッタークリックプレイヤーには不向きな可能性があります。
      • サイズ
        • 中~大きめのデザインで、フィンガーティップグリップを好むプレイヤーには大きすぎる場合があります。
      • ジッタークリック専用の設計ではない
        • 多用途マウスとして設計されているため、ジッタークリックに特化した軽量マウス(例: Razer Viper Mini, Glorious Model O)に比べると、若干不利といえるかもしれません。

      ROCCATシリーズ

      ROCCAT KONE Pro Air

      ROCCAT KONE Pro Air

      ROCCATシリーズの中で、ジッタークリックにおすすめとしてランクインしていたのは、こちらのRoccat Kone Pro Airでした。

      長男が使っているのはAIMOの方ですが、 PvPとドラッグクリック両方の要求を満たすマウスとして、オススメ と言っていました。

      ROCCAT Kone Pro Airの特徴としては、以下のような点が挙げられます。

      ROCCAT Kone Pro Airの特徴
      • 軽量設計(75g)
        • ワイヤレスマウスとしては軽量です。ただ、ジッタークリック専用マウス(50~70g程度)に比べるとやや重めかもしれません。
      • 高性能センサー(Owl-Eye 19K DPI)
        • PixArt PAW3370をベースにしたROCCAT独自のOwl-Eyeセンサーを搭載。
        • 最大19,000 DPIで高精度なトラッキングを実現し、ジッタークリック中の微細な動きにも対応できます。
      • Titan Opticalスイッチ
        • 光学スイッチを採用しており、クリック感が軽く、応答性が速いです。
        • 耐久性は約1億回クリックと非常に高いです。
      • 接続方式
        • ワイヤレス(2.4GHz)とBluetooth のデュアル接続。
        • USB-Cケーブルによる有線接続も可能で、柔軟な使い方ができます。
      • エルゴノミクスデザイン
        • 中~大きめの手に適した形状で、パームグリップやクローグリップに向いています。
      • バッテリー寿命
        • ワイヤレスモードで最大100時間使用できます。
        • USB-C経由で急速充電が可能です。
      ROCCAT Kone Pro Airがジッタークリックに向いている点
      • クリック感と応答性
        • Titan Opticalスイッチにより、クリックが軽く高速で、ジッタークリックに必要な連続操作に対応できます。
        • Owl-Eyeセンサーの高い追従性と精度が、ジッタークリック中の素早い動きでも正確なトラッキングを保証します。
      • バッテリー寿命と接続の自由度
        • ワイヤレスでも長時間使用可能で、ケーブルが不要なため操作の妨げがありません。

      考慮すべき点としては、以下のような点があげられます。

      • 重量(75g)
        • 軽量ですが、ジッタークリックに理想的なマウス(50~70g未満)に比べると少し重めです。軽量性を最優先するプレイヤーには不向きな場合があります。
      • サイズと形状
        • 中~大きめのサイズで、フィンガーティップグリップを好むユーザーには若干操作性が劣る可能性があります。

      Corsair シリーズ

      Corsair Harpoon

      Corsair Harpoon ゲーミングマウス

      Corsairシリーズの中でおすすめなのは、Harpoon RGBです。

      軽量でシンプルな設計のため、ジッタークリック初心者や予算を抑えたい人に特におすすめできるマウスと言えます。

      Corsair Harpoon RGBの特徴
      • 重量: 約85g
        • 軽量で、ジッタークリックに必要なスピードとコントロールが得られます。
      • センサー: PixArt PMW3327(最大10,000 DPI)
        • 十分な精度がありますが、他の高性能センサー(例: HERO 25KやPixArt 3360)と比べるとやや劣るといえます。
      • クリック感: 高耐久メカニカルスイッチ
        • ジッタークリックの高速性に特化したクリック感ではないため、上級者には物足りないという意見もありました。
      • 形状: 小型でクローグリップやフィンガーティップグリップ向け
        • サイドボタンが少なく、クリックエリアが広いのが良いところ。
      ジッタークリックに向いている点:
      • 軽量: 約85gと比較的軽量で、ジッタークリックに必要なスピードとコントロールが得られます。
      • シンプルなデザイン: サイドボタンが少なく、クリックエリアが広いのが良いです。
      • 価格: 手頃な価格で、初心者がジッタークリックを試すのに最適です。

      考慮すべき点としては、以下のような点があげられます。

      • センサー性能: PMW3327センサーは十分な精度がありますが、他の高性能センサー(例: HERO 25KやPixArt 3360)と比べるとやや劣るといえます。
      • クリック感: ジッタークリックの高速性に特化したクリック感ではないため、上級者には物足りない可能性があります。

      まとめと感想

      今回、ジッタークリックにおすすめのマウスについて調べました。

      主なマウスを表にすると、以下のような感じになります。

      ジッタークリックにおすすめのマウス比較表

      マウスモデル 重量(約) センサー 最大DPI クリック感 接続方式 価格帯 特徴
      Logitech G Pro Superlight 63g HERO 25K 25,600 非常に軽く正確 無線 プロ向けで軽量、高性能センサー搭載。ジッタークリックを追求する上級者におすすめ。
      Glorious Model O Wireless 69g BAMF Sensor 19,000 軽快で滑らか 無線 中〜高 ワイヤレスながら軽量。クリック感も良好で自由な操作が可能。
      Glorious Model O 69g PixArt PMW3360 12,000 軽快で滑らか 有/無線 軽量かつ柔軟なケーブルで操作性抜群。滑らかなクリック感がジッタークリックに最適。
      Razer Viper Mini 61g PixArt PMW3359 8,500 軽快でスムーズ 有線 軽量でクリック感が軽い。コンパクトサイズで初心者にも最適。
      HyperX Pulsefire Haste 59g PixArt PAW3335 16,000 軽くスムーズ 有/無線 超軽量で応答性が速いクリック感。高精度センサーと耐久性で初心者から上級者まで対応。
      Razer DeathAdder V3 Pro 63g Focus+ 30,000 しっかりした押下感 無線 プロ向けで軽量かつ高性能。手が大きいユーザーにも適したデザイン。
      Cooler Master MM710 53g PixArt PMW3389 16,000 軽快で正確 有線 超軽量設計でジッタークリックに理想的。コンパクトなサイズで素早い操作が可能。

       

      ドラッグクリックでオススメとされているマウスと被るマウスも結構多く、「CPSを上げるために工夫されたマウスは色々なクリッキングでも使えるみたいだな。」と感じました。

      最初は予算を抑えて、慣れてきたらもう少し高性能なマウスに買い替えるのもいいかもしれません。

      良いマウスにであえることをお祈りしています。

      ではでは、Happy Clicking!

      References

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