
最近、次男(4歳)の創作意欲が激しくなり、
プリンターの下に保管している白紙のプリント用紙を片っ端からとってきては、
お絵かきをしています。
片面にお絵かきをした後、
すぐに別のプリント用紙を持ってきて、
また贅沢に描き始める、といった状態。
うちでは、裏紙Boxを設置しており、
片面をプリントした用紙等はそこに入れておいて、
裏面をお絵かきや工作に利用してもらっているのですが……
彼はまっさらな用紙に描きたい様子。
裏紙には一切手をつけません。
無駄遣いを責められる次男
そんなある日のこと。
いつものように片面のみお絵かきしたプリント用紙の束を、次男がバサッとゴミ箱に捨てました。
それを目撃した長女(7歳)が憤り、
「そんな風にすてちゃだめだよ!
次男くんは紙をwasteしているよ!
そんな事したらenvironmentにkindじゃないんだよ。
紙の後ろの方も使ってから捨てないとダメなんだよ。
それがリサイクルだよ!」
と矢継ぎ早に責め立てました。
(正しくは再利用(Reuse)だと思いますが……)
小学校低学年の彼女は、学校で身近な環境問題について色々学んでいる様子。
ゴミの分別や再利用などに厳しいです。
びっくりした次男は……
お姉さんからイキナリ責め立てられ、次男はびっくりした様子。
口をキュッと結び、
「わーん」
と泣きながら自分の部屋に走って行きました。
「あーあ、泣いちゃった。ちょっと可愛そうだね。」
とコメントしてみましたが、
「だって、本当の事だもん!紙をちょっとだけ使ってすぐにゴミ箱に捨てるのはいけないんだもん。」
と、彼女は正論を崩しません。
そして再び現れた彼は……
しばらくして、口をへの字に曲げたまま、次男が部屋から出てきました。
手には、何か書かれた紙が握られています。
「これ。」
と言って次男から手渡された紙には、
ごみ すてないで ひとが ごみをつかいたいから すてない
と書かれていました。
そして、ゴミ箱上方の壁に、自ら書いた張り紙をセロハンテープを使って貼り付けました。
長女は、
「そういう意味じゃないんだけど……」
と呟きましたが、
一度泣かせているので、それきり何も言いませんでした。
次男が出した結論
次男もデイケアでリサイクルについては少しずつ勉強しているようですが、
地球環境のため、等といった難しい事はまだ良くわからないようです。
彼なりに考えた結果、
「誰か使いたい人がいるから、捨てないでとっておいた方がいいんだ。」
という結論に行き着いた様子。
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今も張り紙はゴミ箱の上に貼られていますが、
それを見るたびに微笑ましい気持ちになり、
思わず写真に撮ってしまいました。
元気にしてる?
うちのM嬢も書きたい病で同じく裏紙に書きまくってる。そしてやっぱり裏紙じゃないのに書きたいみたい。
そりゃそうだよね、私から見たら適当に書いてる様に見えるけど、子供からしたら一生懸命書いてる作品だし、いい紙に書きたいよね。。。
それにしても次男くん、ちゃんと平仮名もかけてすごいな~!
うちらは元気だよ。そっちはどう?みんな元気にしてる?
やっぱりみんな裏紙は嫌なんだね。一生懸命描いてる…確かに。
次男くんは貼り紙が好きで、トイレや寝室のドアにも何かしら貼り紙してるよ。
この間、シャワー終わって出てきたら、ドアに「いま、おかあさんがしゃわーちゅう」って書いてあって、かなりウケた。