runaway-newt

長女の中学入試合格祝いと称して我が家にやってきたイモリ君。

彼女は、餌を与えたり、寝床を整えたりと、毎日せっせとお世話をしていました。

 

そんなある日……。

「イモリ君が……いない!」

 

……また、脱走ですか。。。

イモリ君脱走

残された現場を確認すると、イモリ君はカニさん達と同じく、ヒーターのコードを伝って水槽の外に出たと思われました。

人間の場合、被災してから72時間を過ぎると生存率が著しく低下すると言われています……が、今回のターゲットは基本水辺で生息する両生類。生存可能な時間はそれよりももっと短いでしょう。

ちなみに我が家のエビデンスによると、カニなら、脱走から1日以内の発見で生存、1日を超えると脱水により死亡します。

私達は脱走したイモリ君を懸命に探しましたが、日が落ちるまでの間に見つけることはできませんでした。

諦めて夕食、そして入浴

夕食の時間が近づいてきたため、私は捜索隊から抜けて夕食の準備を始めました。

そして皆で夕食をとり、入浴を済ませました。

 

「イモリ君、どこにいっちゃったんだろうね。」

 

彼のことはとても気になりますが、一日のルーティン作業はこなさなければなりません。

私は食器を片付けた後、いつも通り、家族の中で一番最後に入浴しました。

入浴後のルーティン

私には、「入浴後に浴槽と洗い場の排水溝を掃除する」という一日のルーティンがあります。

その日もいつものように、入浴を終わらせた後、浴室の掃除をするために排水溝の蓋を開けました。

 

すると……

排水溝入口のネットの上に、見慣れない黒い物体が……

 

「……え?……え! ぎゃー!!!

 

予想外の出来事に私は叫び声を上げ、慌てて長女を呼びました。

「生きてる?生きてる!!」

そこに居たのは……

もうおわかりかと思いますが、そこに居たのは、脱走したイモリ君でした。

 

彼が水槽から出て、どうやってこの浴室の排水溝までたどり着いたのかは不明。

水槽はリビングにあり、そこからこの発見場所までには、廊下、脱衣所、浴室と、3つのドアで隔たれています。特に浴室のドアに関しては、だたいいつもしっかりと閉められています。

まあでも、この排水溝に居たおかげで、脱水のリスクは回避できていたよう。水の匂いを感じて頑張ってたどり着いたのかもしれません。

 

 

なにはともあれ、無事に発見されたイモリ君。

長女の手で水槽へ戻され、足場となったヒーターは取り外されました。

 



 

もう誰も脱走しませんように。。。

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ
生き物シリーズ