少し前に事前試験を体験し、次は、本命中学の入学試験です。
試験の数日前から、娘はそわそわ。
「どうしよう!明日になったら明日が試験なんだよ!」
……何を言っているのでしょうか?
試験前日:塾の先生から電話
試験前日の夜、娘は緊張MAX。
すると、塾の先生から電話がかかってきました。
「明日試験ですね。娘さんの様子はいかがですか?」
……なんと手厚い先生でしょう!
彼女は、先生から試験当日に向けた最後のアドバイスを受け、少し落ち着いたようです。
「お母さん、明日はカイロを持っていった方がいいんだって。」
……確かに!
長男に尋ねると、試験会場となる中等部の教室は、今、結構寒いとのこと。
試験当日、手が悴んで解答が書きにくくなるのを防ぐために、カイロで手を温めていた方が良さそうです。
試験当日の朝:カイロを買いに
試験当日の朝、少し早めに家を出てコンビニに寄り、娘が試験会場で使うカイロを買いました。
「これで試験中も安心だね。」
「うん、なんかできそうな気がする。」
そして試験会場へ
試験会場につくと、すでにたくさんの親子が集まっていました。
娘は受験票の番号を確認し、教室に入っていきました。
保護者達は、「保護者待機場所」となっているカフェテリアに移動し、試験が終わるまで待ちます。
私と夫も、カフェでコーヒーを飲みながら、試験が終わるのを待ちました。
試験終了……の後
そして試験が終了し、受験生たちが教室から出てきました。
娘もその一群から出てきて、私達と合流。
「どうだった?」
私が尋ねると、彼女は「うん、できたと思う。」と答えました。
「算数の問題が、手応えがあって良かった。解いてて楽しかった。」
……『解いてて楽しかった』というのは、なかなかに良い答え。
問題の意味を理解し、自分の頭で考え、そこで解答を導くことができた時、人は『楽しい』と感じることができるのではないでしょうか?
しかし、その後に気になる発言が
「英語は?簡単だった?」
私が尋ねると、
「うん。アメリカ人の発音じゃなかったけど、全部わかったよ。」
とのこと。
……まあ、大丈夫そうです。
ところが……
「あ、ねえ、お母さん、『カイロ』って英語で何ていうの?」
娘が突然質問してきました。
「え、カイロ?heat padとか、hand warmerとか……そんな感じかな?」
私が答えると、彼女は、
「あ、そっか。私、わからなかったから、writingで ”Kairo” って書いちゃったよ。」
「は!?」
なぜ “Kairo” ?
「えっと……カイロが英語なわけないし……
英語だったとしてもスペルを適当に書くなんてありえないし……
わからなかったらわかる言葉を使って書き換えるべきだし……
そもそも、なんで『カイロ』って書く必要があったわけ?」
もう、つっこみどころ満載の彼女の ”Kairo”。
娘は、バツが悪そうに、答えました。
「”Write about the moment you thought ‘time is ripe’ in approximately 50 words.”って問題があって、今日、お母さんがカイロを買ってくれた時のことを思い出したの。
『カイロを買ってもらって試験に行って、試験の前に手がポカポカして、”time is ripe”』……みたいな。
他に良い例文が思いつかなかったし。」
・
・
・
いや、そこはカイロじゃなくて……「この日のために受験勉強を頑張ってきて、試験日の今こそ ”time is ripe!”」みたいなことを思いつくべきでは……。
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